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カテゴリ:十字架の道行( 160 )

苦しみが祝福に変わる時

a0142083_09070968.jpg天使は婦人たちに言った。「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさったのだ。さあ、遺体の置いてあった場所を見なさい。」
-マタイによる福音書28章5・6節-

第15留 キリストはよみがえる
先 キリストは預言のとおり三日目に復活します。弟子たちはいのちをかけて、キリストの復活を世にあかしします。
皆 主イエス・キリスト、あなたは復活し、御父のもとへ帰ります。あなたとともに十字架の道を歩むわたしに、あなたとともに復活する喜びを与えてください。

結びの祈り
先 天の父よ、
皆 あなたはひとり子イエス・キリストのとうとい いけにえによって、苦しみの十字架を祝福のしるしに変えました。キリストに従うすべての人に、あなたのめぐみと平和をお与えください。アーメン。
祝福
全能の神が、主イエス・キリストの受難と復活の神秘によって、わたしたちを悪の力から守り、罪を赦し、復活の喜びに与らせてくださいますように。
全能の神、父と子と聖霊の祝福が皆さんの上にありますように。アーメン。(「十字架の道行」の祈りより)
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今年は修道院の桜の香りが、いつになく高い154.png 木の下に立つと、桜餅を食べた気分で111.png しかもカロリーゼロ104.png
今さらですが、はじめの祈りも記録しておく。
はじめの祈り
先 救い主キリストよ、
皆 わたしはあなたの歩んだ苦しみの道を思い浮かべて祈ります。あなたの十字架によって、わたしは あがなわれました。わたしは心からあなたに感謝します。わたしもまた、自分の十字架を背負ってあなたに従います。この決心を祝福してください。(「十字架の道行」の祈りより)

by hild_yam | 2019-04-11 09:31 | 十字架の道行 | Comments(0)

In Paradisum 楽園にて

a0142083_10283357.jpg彼らはイエスの遺体を受け取り、ユダヤ人の埋葬の習慣に従い、香料を添えて亜麻布で包んだ。イエスが十字架につけられた所には園があり、そこには、だれもまだ葬られたことのない新しい墓があった。
-ヨハネによる福音書19章40・41節-

第14留 キリストは墓に葬られる
先 弟子たちは埋葬のしきたりに従って、キリストのからだを布で巻き、岩に掘った新しい墓に納めます。
皆 主イエス・キリスト、あなたはこの世に来ましたが、この世はあなたを受け入れませんでした。あなたがひろくこの世に受け入れられるように、わたしに務めさせてください。(「十字架の道行」の祈りより)

墓への道を進む葬列のゆっくりした足取りが、弱拍のペダル四分音符によって表現される。同情のテーマが聴こえる。感情が高まり、起こった事を回想するかのように苦しみのテーマが模倣の形で現われる。しかしその後、同情は救いの希望に満ちた喜びへと変わる。天国的ヴィジョンの中で救いの実りが、苦しみのテーマの変形として響く。「天国の門が開き、永遠の安らぎへと続く〝筆舌に尽くしがたい〟結末の敬虔な感情が光耀く。」(M.デュプレ「十字架の道行」解説より)

by hild_yam | 2019-04-10 10:50 | 十字架の道行 | Comments(0)

ピエタ

a0142083_09321437.jpgその後、イエスの弟子でありながら、ユダヤ人たちを恐れて、そのことを隠していたアリマタヤ出身のヨセフが、イエスの遺体を取り降ろしたいと、ピラトに願い出た。ピラトが許したので、ヨセフは行って遺体を取り降ろした。
-ヨハネによる福音書19章38節-

第13留 キリストは十字架からおろされる
先 刑吏のひとりが槍でキリストのわき腹を突き刺し、キリストの死をたしかめます。アリマタヤのヨセフはピラトに願って、キリストのからだを十字架からとりおろします。
皆 主イエス・キリスト、母マリアと弟子たちは、十字架からおろされた あなたのからだを受け取りました。あなたを受け入れることができるように、わたしの心を開いてください。(「十字架の道行」の祈りより)

「弟子たちが見守る中、激しく傷ついた体は十字架から取り降ろされる。綱に支えられて、遺体がゆっくり降りてくる。」
途切れることなく流れる花飾りが、8’フルートの三連符によって奏でられる。そこに、救済のテーマが響く。やがて動きが静まり、処女(おとめ)のテーマでこの留が終わる。ピエタのイメージが、感動的な旋律で作曲されている。(M.デュプレ「十字架の道行」解説より)

by hild_yam | 2019-04-05 12:42 | 十字架の道行 | Comments(0)

成し遂げられた・・・

a0142083_15000917.jpgイエスは、このぶどう酒を受けると、「成し遂げられた」と言い、頭を垂れて息を引き取られた。
-ヨハネによる福音書19章30節-

第12留 キリストは十字架上で息を引き取る
先 人々はキリストにあざけりとぼうとくのことばを浴びせます。キリストは人々のために、天の父にゆるしを求めて息を引き取ります。
皆 主イエス・キリスト、あなたは悔い改める盗賊の願いを聞き入れました。あなたを信じる人々を天国へ導いてください。(「十字架の道行」の祈りより)

「打ちつけるハンマーの音が止むと、重苦しい沈黙がつづく。七つの御言葉が、イエスの唇から落ちる。イエスは息を引き取り、地震の轟きが響く。成し遂げられた。弟子たちは、静かに涙を流す。」
この留の最初の部分は、断末魔のテーマに基づく。やがてイエスの最後の言葉が現われる(Voix humaine)。イエスの七つの言葉は、慰めのテーマにも立ち返る。最後の言葉が次第に消えた時、天が裂け、地は揺れ動き、神殿の垂れ幕が裂ける。この騒然としたパッセージの後、最後にもう一度、ペダルのオスティナート上で模倣的な断末魔のテーマに戻る。(M.デュプレ「十字架の道行」解説より)

by hild_yam | 2019-04-04 16:42 | 十字架の道行 | Comments(0)

憑かれたように

a0142083_10133966.jpgそこで、彼らはイエスを十字架につけた。また、イエスと一緒にほかの二人をも、イエスを真ん中にして両側に、十字架につけた。
-ヨハネによる福音書19章18節-

第11留 キリストは十字架にくぎづけられる
先 刑吏たちはキリストの手足にくぎを打って、十字架にはりつけます。十字架は立てられて、キリストの苦しみはますますひどくなります。
皆 主イエス・キリスト、あなたは最後まで苦しみをたえ忍びました。わたしにも苦しみをたえ忍ぶ勇気と力を与えてください。(「十字架の道行」の祈りより)

「イエスの手足に釘を打ち込むハンマーの憑かれたようなリズム。苦しみのテーマの痛ましい嘆きが吹き出る間も、このリズムは死刑執行人の情け容赦ない残酷さを表現する。」(M.デュプレ「十字架の道行」解説より)

by hild_yam | 2019-03-29 11:17 | 十字架の道行 | Comments(0)

堪える

a0142083_09170042.jpg骨が数えられる程になったわたしのからだを
    彼らはさらしものにして眺め
わたしの着物を分け 衣を取ろうとしてくじを引く。
-詩編22編18・19節-

第10留 キリストは衣服をはぎ取られる
先 刑吏たちは、ゴルゴタの丘でキリストの衣服をはぎ取ります。キリストは人々のまえで、さらしものにされます。
皆 主イエス・キリスト、わたしが恥ずかしめられても、あなたにならうことができるように、わたしのそばでささえてください。(「十字架の道行」の祈りより)

イエスは衣を剥がれ、耐え忍んだ鞭打ちの激しさが、興奮した動きとゾッとするような雰囲気の中で、表現される。「救い主の体の痛ましいありさまを見て、突然騒ぎがやむ。」受肉のテーマに基づく、復活の神秘についての鈍い黙想が続く。(M.デュプレ「十字架の道行」解説より)

by hild_yam | 2019-03-21 10:19 | 十字架の道行 | Comments(0)

群衆・・・

a0142083_08024287.jpg主よ、あなただけは わたしを遠く離れないでください。
わたしの力の神よ 今すぐにわたしを助けてください。
-詩編22編20節-

第9留 キリストは、みたび倒れる
先 キリストは疲れ果てて、みたび倒れます。しかし、力をふりしぼって起き上がり、刑場へたどりつきます。
皆 主イエス・キリスト、あなたはどこまでも救いの使命を貫きます。どんなことがあっても、救いへの希望をわたしに持たせてください。(「十字架の道行」の祈りより)

「ゆっくり進む上り坂で、群衆は怒り狂う。いたる所から叫び、怒号、罵声が上がる。」迫害のテーマが鳴り響く間、イエスにつきまとう興奮した群衆の息詰るような非難攻撃が、激情的な下降フィギュレーシュンで表現される。音楽が激しさを増した後、突然イエスは倒れ、長い沈黙が続く。そして、迫害のテーマの最後の余韻がもう一度、「犠牲者の壊滅を表す、抑えられた、痙攣的な音」で響く。(M.デュプレ「十字架の道行」解説より)
by hild_yam | 2019-03-20 10:02 | 十字架の道行 | Comments(0)

慰める声

a0142083_08294819.jpgイエスは婦人たちの方を振り向いて言われた。「エルサレムの娘たち、わたしのために泣くな。むしろ、自分と自分の子供たちのために泣け。」
-ルカによる福音書23章28節-

第8留 キリストは、婦人たちにことばをかける
先 婦人たちはなげき悲しみながら、キリストのあとについて行きます。キリストはふりむいて、戒めのことばをかけます。
皆 主イエス・キリスト、罪のないあなたがこれほど苦しめられるなら、罪深いわたしは、いったいどうなることでしょう。自分をいつもかえりみることができるように、わたしを助けてください。(「十字架の道行」の祈りより)

「死への悲しみと最後の責め苦の幻影に憑かれたように、神を敬う婦人たちが列の後を追う。イエスの慰めの声に答える嘆きのように、彼女たちの苦悩のテーマが噴き出す。やがて両者のテーマが交じり合い、穏やかに、静かに溶け合う。」(M.デュプレ「十字架の道行」解説より)

by hild_yam | 2019-03-19 09:33 | 十字架の道行 | Comments(0)

力尽きても

a0142083_14314940.jpg犬どもがわたしを取り囲み
さいなむ者が群がってわたしを囲み
     獅子のようにわたしの手足を砕く。
-詩編22編17節-

第7留 キリストは、ふたたび倒れる
先 キリストはひどく疲れて、ふたたび倒れます。キリストの上には、わたしたちの罪の重みがのしかかっています。
皆 主イエス・キリスト、あなたはますますひどく苦しみを感じます。あなたの重荷となっている私を罪から悔い改めさせてください。(「十字架の道行」の祈りより)

「多くの苦しみに満ちた歩みの間、辛い上り坂が続く。そして、ほとんど誰にも気づかれず、再び倒れる。」第3留のリズム・バリエーションが、ダイナミックなクライマックスへと導かれる。そして徐々に減衰し、最後は単声のペダル音型が消えて行く。(M.デュプレ「十字架の道行」解説より)

by hild_yam | 2019-03-16 14:50 | 十字架の道行 | Comments(0)

哀れみ

a0142083_11211688.jpg口は渇いて素焼きのかけらとなり
舌は上顎にはり付く。
あなたはわたしを塵と死の中に打ち捨てられる。
-詩編22編16節-

第6留 キリストは、布で顔をぬぐう
先 ベロニカは人を押し分け、まえに進み出て、顔をふく布をキリストにさし出します。キリストは布を受け取って顔をぬぐいます。
皆 主イエス・キリスト、あなたはベロニカの親切に慰められました。勇気をもって、ひとに好意を示すことができるように、わたしを力づけてください。(「十字架の道行」の祈りより)

「調和のとれた、古風で少々エキゾチックな雰囲気の中、哀れみのメロディーが二重に広がる。それは、弟子たちの苦悩を表現する。」嘆きの半音階的和声の上に現われる、詩的な哀れみのテーマは第二の声部に模倣される。あたかもキリストの御顔が布に押し写されたように。やがてペダルに十字架のテーマが現われ、哀れみのテーマと合わさる。最後は、神秘的な和音で三回鳴り響く、救済のテーマで締めくくられる。(M.デュプレ「十字架の道行」解説より)

by hild_yam | 2019-03-15 11:18 | 十字架の道行 | Comments(0)
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オルガニスト 山田早苗 Official Blog☆聖書の御言葉と写真で綴る日記


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