気づき
-マタイによる福音書25章35・36節-
第六留 主、御顔を布に寫させ給ふ
血と汗と泥にまみれ、喘ぎつつ十字架を担う主に駆け寄り、布を差し出すヴェロニカ。聖書に名前のない女性。苦しみ倒れつつも先へ進もうとされるイエスの姿に、恐れも見栄も忘れて、ただただ駆け寄ったのだろうか。
わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。
-マタイによる福音書25章40節-
苦しむ人、裁かれ唾される人、見捨てられた人、罪人と言われる人、、、日々、私たちが出会う人々のうちにおられる主よ、あなたの姿に気づかせてください。私たちが目をそむけ、通り過ぎることがありませんように。