日曜日に、
発声講習会がありました
先月は軽井沢修道院へ行ったので、教会に集うのは2ヵ月ぶり
発声講習会では、「教会音楽の目的である神の栄光と信者の聖化」(第二バチカン公会議典礼憲章112)のために研鑽を積んでいます。
「教会は、グレゴリオ聖歌をローマ典礼に固有な歌として認める。したがってこれは、典礼行為において、他の点からは差異がないものとすれば首位を占めるべきものである。
他の種類の教会音楽、とりわけ多声音楽は、典礼行為の精神に適合する限り、第三〇条の規定によって、神聖なる務めの祭儀から決して排除されるものではない。」(同116。第30条は「行動的な参加を推進するため」の規定。)
と掲げられているにも関わらず、教会内で技術的研鑽が行き届き難い「グレゴリオ聖歌」と「多声音楽」を中心に学んでいます。
「Chorus(合唱隊)、Capella Musica(聖堂歌隊)、Schola Cantorum(聖歌学校)は典礼的役務を果たすものであるから、特別に言及する価値がある。」(礼部聖省「典礼音楽に関する指針」19)とあります。
教会でChorusをされている方は既におられるので、私どもはSchola Cantorumの方向かと。
「発声講習会のお蔭で、教会全体の歌う力が向上した」と喜んで頂いたのですが、9年目にして逆風も
「神聖なる務めが歌とともに盛儀をもって挙行され、聖職奉仕者が加わり、これに会衆が行動的に参加するとき、典礼行為は、より高貴な形式を取る。」(第二バチカン公会議典礼憲章113)と言う事は、軽井沢でほんの少し体験できたかな
今年は「一日聖体賛美」の予定も立たず、今のところ出番は軽井沢での典礼とクリスマスコンサートだけですが、御要望があれば何時でも良い御奉仕が出来るよう、練習は怠りません
心を引き締めて、耐え忍べ。
-シラ書2章2節-
「声の一致によって心の一致はより深められ、聖なる事物の美しさによって精神はもっと容易に見えざる現実にまで引き上げられる」(礼部聖省「典礼音楽に関する指針」5)ことを練習においてさえ体験出来るのは、すごい
イエス様が、ともにいて下さる。
↓こちら、葬儀ミサ入祭の歌にて、発声講習会の御奉仕です。