喧騒と怒号の渦巻く中で、変わらぬ信頼をもってイエスを見つめる、母マリアのまなざし。慈しみに満ちたイエスの視線が、母に会う。時が止まる。限りない愛と悲しみをもって、イエスとともに歩み続けた母マリア、あなたは今も同じ心で、私たちとともに歩み続けておられます。喘ぎつつ、この世の旅路を歩む私たちとともに。「神の母聖マリア、罪深いわたしたちのために、今も、死を迎える時も祈ってください。」
女が自分の乳飲み子を忘れるであろうか。
母親が自分の産んだ子を憐れまないであろうか。
たとえ、女たちが忘れようとも わたしがあなたを忘れることは決してない。
-イザヤ書49章15節-