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ミサの前奏・後奏について

a0142083_23195669.jpgミサのオルガン後奏を弾くなとか、毎週ちゃんと弾いてくれとか、御意見殺到?!で対応に追われた。他の教会でも、この問題に悩んでいる方があるようなので、御参考までに調べたことを記す。

第二バチカン公会議(1962年~1965年)の典礼憲章には、次のようにある。「パイプオルガンは、その音色が、教会の祭式に、くしき輝きを添え、心を神と天上のものへ高く揚げる伝統的楽器として、ラテン教会において大いに尊重されなければならない。」(120)
さらに、礼部聖省 典礼音楽に関する指針(1967年3月5日)」には、「楽器の独奏は最初、すなわち司祭が祭壇に向かう前、奉納のとき、聖体拝領のとき、そしてミサの終わりに行なうことができる。」(65)と定められている。(但し、待降節、四旬節、聖三日、死者のためのミサに関する除外規定あり。)
後者の最後に「教皇パウロ6世は1967年2月9日、本聖省長官アルカディオ・ララオーナ枢機卿に与えられた謁見において、この指針を認可し、使徒の権限によって確認し、公表を命じ、1967年5月14日、聖霊降臨の主日より有効となることを定めた。これに対するいかなる反対も、少しも妨げになることはない。」とあるのを見ると、一般的には、一個人や小教区が「弾くな」と言うべき性格のものではないように思われる。

尚、待降節、四旬節、等々の独奏禁止に関する例外は、聖音楽と聖典礼とに関する礼部聖省の訓令(1956年9月3日)83の例外規定が参考になろう。すなわち「守るべき祝日、休日、またその地の主な守護の聖人の祝日、教会の名称及び献堂式の記念日、修道会の名称あるいは創立者の祝日、あるいは他の大いなる祝祭が行われる場合」「聖歌を助けるための独奏」等である。

ところで、この訓令には次のような規定もある。「聖典礼の本質、神聖さ、おごそかさを考えれば、いかなる楽器を使用するにも、本来、できるだけ完全でなければならない。それだから、楽器の演奏は、これをふさわしくないやり方で演奏するよりも、全くこれをよした方がましである。」(60)「聖音楽に参加するすべての人々、すなわち作曲者、オルガン演奏者、合唱指導者、歌手、あるいは楽器演奏者は、わけても、直接あるいは間接に聖典礼に参与する者であるのだから、キリスト教的生活の模範において、他の信者にまさっていなければならない。」(97)

お互いに、がんばりましょう060.gif

神は、全地の王 ほめ歌をうたって、告げ知らせよ。
-詩編47章8節-
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by hild_yam | 2011-01-22 23:18 | 音楽 | Trackback | Comments(4)
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Commented at 2011-01-23 07:12 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hildy at 2011-01-23 22:01 x
鍵コメさん

ありがとうございます。
Commented at 2011-01-25 22:43
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hildy at 2011-01-25 23:13 x
25日の鍵コメさん

「完全」が何かって、難しいですよね。
私たちは皆、不完全な人間ですから・・・

日曜日に典礼部会で、この問題が話し合われた時に出た話では、
「あのメシアンの奏楽にも、文句を言う人が結構居たらしいですょ」
「オルガニストを育てたいですよね。不完全だから弾いちゃダメ、と言ったら育たない」
そうなんですよ! ただ、いい加減な気持ちで弾いたり、「褒められよう」とか、「自分をよく見せよう」とかの気持ちが隠れていると良くない。

私が思うには、典礼の指針に忠実に努力している限り、
後奏があるか、ないか、とか、弾き方がどうか、とか、神様にとっては大した問題じゃないのでは?
むしろ「あいつのやり方はけしからん」とかの不和が神様を悲しませているのでは?
この手のいざこざは、キリストの体である教会を引き裂く鞭のようなものだから、御受難のイエス様と一緒に、私たちも苦しみ、許し、祈るように招かれているのかも知れませんね。
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